前の現場の写真をもう一度見ようとトークを開いたら、写真が開かない。保存もできない。新しい写真はふつうに開けるのに、しばらく前のものだけがだめ。そんな時は、LINE の保存期間を過ぎた可能性があります。何が起きているのか、まだできることは何か、仕事のグループでこの先なくさないにはどうするかを、LINE の公式ヘルプをもとにまとめました。
LINE のヘルプによると、トークで送った写真や動画は、LINE のサーバーに一定の期間だけ保存されます。期間が終わると、写真は見られず、動画やボイスメッセージは再生できなくなります。ヘルプではこれを「保存期限が終了している」状態として説明していて、期間の長さは案内していません。
自分だけが見られるトークの Keep メモに送った写真や動画も、同じ扱いです。Keep メモに転送しておけば安心、というわけではありません。
まず、自分のスマホに保存していないかを見ます。LINE から保存した写真は、iPhone なら「写真」のアプリ、Android なら内部ストレージの「画像」の中の LINE のフォルダに入ります(機種によって違うことがあります)。
スマホになければ、グループのアルバムを開きます。誰かがアルバムに入れていれば、トークの期限とは別に残っています。それでも見つからなければ、送った人に頼みます。送った人のスマホのカメラロールに元の写真が残っていれば、送り直してもらえます。
有料の LYP プレミアムには、写真や動画も含めてトークを残す「プレミアムバックアップ」があります。ただしヘルプには、使い始める前に期限が切れた写真や動画はバックアップされない可能性がある、と書かれています。見られなくなってから入っても、その写真が戻るとは限りません。ふつうのバックアップ(標準バックアップ)で残せるのは文だけです。
開ける写真がまだ残っているなら、今のうちに保存しておきます。トークの上のメニューから「写真・動画」を開くと、そのトークの写真と動画が月ごとに並びます。写真はアルバムか端末へ、動画は端末へ保存します(動画をアルバムに入れられるのは LYP プレミアムの会員だけです)。LINE の設定からデータを消したり、キャッシュを消すアプリを使ったりすると、期限を過ぎた写真は見られなくなることがあります。保存は消す前に済ませておきます。
LINE が勧めているのはアルバムです。写真が月に数枚で、入れる人が決まっているなら、アルバムで足ります。決まりは 1 つにしておくと続きます。たとえば「見積・図面・仕上がりの写真は、送った人がその日のうちにアルバムへ」。アルバムには 1 つに写真を 1,000 枚まで入れられ、1 つのトークに 100 個まで作れます。
毎日たくさんの写真が流れる現場やお店だと、入れ忘れが出やすくなります。そうした場では、記録係のようにグループに招待しておくだけで送られた文と写真が日付ごとに残る方法もあります。誰かがアルバムに入れる手間はいりません。
| LINE のアルバムに入れる | 記録係を招待しておく | |
|---|---|---|
| 毎日の手間 | 残したい写真を、誰かがアルバムに入れる | なし(招待した後にグループに送られたものが残る) |
| 残るもの | アルバムに入れた写真(動画と元の画質は LYP プレミアムの会員) | グループに送られた文と写真が、日付ごとに |
| 残る期間 | 無期限で保存できる(LINE のヘルプの案内) | プランで決まる(フリー 30 日・スタンダード 90 日・プロ 1 年) |
| 探し方 | アルバムを開いて探す | 「今日」「探す 見積」「写真」と送ると返事で出てくる |
| 料金 | 無料(動画と元の画質は LYP プレミアム) | フリー 0 円から(有料は月 980 円から) |
記録係にも保存の期間があります。それより長く残したい写真は「元の画質で送る」から会社の Google ドライブへ入れられ、文は「書き出す」と送ると表(CSV)で受け取れます。もう 1 つ、記録係が残せるのは招待した後のやり取りだけです。すでに見られなくなった写真を取り戻すことはできません。
残したい写真が少なく、入れる人を決められるなら、アルバムで十分です。毎日の写真と連絡が多く、あとで「あの日の写真」を探すことが多いなら、記録係が向いています。ふだんの記録は記録係に任せて、引き渡しの写真のように長く残したいものだけアルバムに入れる、という使い分けもできます。