「あの見積の金額、いくらだったか」「足場を外す日を、誰かが書いていたはず」。仕事の LINE グループで前のメッセージを探そうとして、指で上へ上へとさかのぼっていくと、なかなか終わりません。LINE には、言葉で探す、日付で移動する、写真だけを並べる、といった探し方があります。使える探し方と、LINE ではできないことを、LINE の公式ヘルプをもとにまとめました。
グループのトークを開き、画面の上の検索(虫眼鏡のマーク)を押して、探したい言葉を入れます。結果を押すと、そのメッセージの位置まで移動します。LINE のヘルプでは、2 文字以上の言葉で探すと、より正確な結果になると案内しています。
どのグループで話したか覚えていない時は、トークのタブの上の検索欄から探します。友だち、グループ、トークルーム、メッセージをまとめて探せます。
「10 月 9 日の打ち合わせで決めた」と日付で覚えているなら、検索の画面のカレンダーを使います。キーボードの右上か、入力欄の右にあるカレンダーから日を選ぶと、その日のあたりのトークに移動します。言葉を思い出せない時は、こちらのほうが早く着くこともあります。
写真なら、トークの上のメニューから「写真・動画」を開きます。そのトークで送り合った写真と動画が、月ごとにまとまって並びます。
iPhone と iPad では、LINE ラボの「メディアメッセージを検索」をオンにすると、トークの画像・動画・音声も検索できます。写真に写った文字でも探せて、日本語にも対応しています。ただし、オンにする前に送り合ったものは検索できません。
しばらく前の写真は、開かないことがあります。LINE のヘルプによると、トークで送った写真や動画は LINE のサーバーに一定の期間だけ保存され、期間が終わると写真は見られなくなります。期間の長さは案内されていません。
探す手間を減らすなら、あとで見返しそうなものを、流れていくトークとは別の場所へ移しておく方法があります。LINE にはそのための場所がいくつかあります。
写真はアルバムへ。LINE のヘルプは、写真を無期限で保存できるアルバムに入れることを勧めています。1 つのアルバムに 1,000 個まで入り、1 つのトークに 100 個まで作れます。入れられるのは標準の画質の写真で、元の画質の写真と動画を入れられるのは LYP プレミアムの会員だけです。
決まったことや連絡先はノートへ。ノートはトークのメンバーが使える掲示板で、トークのメッセージを長押しして「ノート」から、そのまま投稿することもできます。ノートの中は、本文・ハッシュタグ(#)・投稿者で検索できます。
今週の段取りのように全員がすぐ見るべきものは、アナウンスにしておくとトークの一番上に出し続けられます。自分だけで見返したいものは Keep メモに転送します。Keep メモは自分しか見られないトークで、送った画像・動画・ファイルは、ふつうのトークと同じく保存の期間の対象です。
あとからグループに入った人は、入る前のトークを見られません。アルバムとノートは、招待されていた間の投稿をさかのぼって見られます。新しく入った職人さんに前の決まりを伝えたい時も、ノートやアルバムに入れておくと届きます。
LINE のヘルプによると、トークの内容は LINE のアプリに保存される仕様です。アプリを消した時や機種を変えた時に、バックアップをしていなかった期間のトークは戻せません。iPhone から Android のように OS の違う機種へ変えた時は、バックアップの PIN を設定していれば直近 14 日間のトーク履歴を引き継げます(プレミアムバックアップで引き継いだ時は、バックアップした期間のぶん)。履歴そのものが手元に無ければ、検索しても出てきません。
言葉で探すには、その言葉を覚えている必要があります。日付で移動しても、その日のトークを自分で読んで探すことになります。写真は保存の期間を過ぎると開けず、写真の検索は iPhone と iPad の LINE ラボの機能で、オンにした後に送り合ったものだけが対象です。
記録係は、仕事の LINE グループに招待しておく LINE の公式アカウントです。招待した後にグループに送られた文と写真を日付ごとに残し、グループでひと言送ると、返事で出してくれます。
「探す 見積」と送ると、その言葉が入った前の文が、日付と時刻つきで新しい順に並びます。「探す 10/9」ならその日の記録が時刻つきで、「写真 10/9」ならその日の写真と資料が出ます。返事はグループに届くので、探した人だけでなく、メンバーみんなが同じものを見られます。
「記録係、山田様邸の足場はいつ外す?」のように名前を呼んで聞くと、記録を見て答え、終わりに「(10/9 10:05 の記録)」と、もとにした記録の日時を添えます。記録に無いことは作らず「見当たりません」と答えます。気になる時は「探す 10/9」で元のやり取りを確かめられます。話しかけて答えてもらう回数はプランで決まっています(フリーは月 10 回)。
記録係が探せるのは、グループに招待した後のやり取りだけです。招待する前の会話はさかのぼれません。残る期間もプランで決まっていて、フリーは 30 日、スタンダードは 90 日、プロは 1 年です。それより前のものは、LINE のトークの検索やアルバムで探します。
| LINE の検索・アルバム・ノート | 記録係 | |
|---|---|---|
| 言葉で探す | トーク内の検索で、言葉が入ったメッセージの位置へ移動する | 「探す 見積」と送ると、言葉が入った前の文が日付と時刻つきで返事に並ぶ |
| 日付で探す | 検索の画面のカレンダーで、選んだ日のあたりのトークへ移動する | 「探す 10/9」でその日の記録、「写真 10/9」でその日の写真が出る |
| 写真を探す | 「写真・動画」の一覧が月ごとに並ぶ。長く残すならアルバムへ | 「写真」で最近の写真と資料が出る(リンクは 24 時間) |
| 聞いて答えてもらう | なし | 「記録係、〜」と聞くと、記録を見て「(10/9 10:05 の記録)」のように出所を添えて答える |
| さかのぼれる範囲 | LINE のアプリに残っているトーク(写真と動画はサーバーの保存期間のあいだ) | 招待した後のやり取りで、プランの保存の期間のぶん(30 日・90 日・1 年) |
| 料金 | 無料(アルバムの元の画質と動画は LYP プレミアム) | フリー 0 円から(有料は月 980 円から) |
探すのが月に何度かなら、LINE の検索とカレンダーで足ります。写真はアルバムに、決まったことはノートに入れておけば、あとで迷いにくくなります。毎日たくさんの連絡と写真が流れ、「いつ・何と言ったか」をよく探すなら、記録係を足すと探す手間が減ります。どちらか一方にする必要はなく、記録係を入れた後も LINE の検索はそのまま使えます。